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Nike契約で注目!ピックルボールは世界でどこまで拡大?最新の参加者数・市場規模

米経済メディアのMarketWatchは、Nike(ナイキ)がプロピックルボール選手のアンナ・リー・ウォーターズと契約したと伝えました。記事では、ウォーターズがNikeにとって「ピックルボール分野で初めてのスポンサー契約選手」という位置づけで紹介されています。

ただ、面白いのは「契約しました」で終わらないところです。MarketWatchはタイトルで、いきなりこう問いかけます。
「Nikeの参入は、少し遅すぎたのではないか?」
記事は、この一言を起点に話が進んでいきます。


なぜ「遅すぎる」と言われたの?

MarketWatchが出しているヒントはシンプルです。Nikeより前に、ピックルボールで存在感を出してきたブランドがあるから。

例としてよく挙がるのがSkechers(スケッチャーズ)です。Skechersは、APP Tour、USA Pickleball、Major League Pickleball(MLP)と複数年契約を結んでいることが公表されています。こういう動きと比べると、Nikeは長く大きなアクションが見えにくく、「ずっと様子見だったのでは」と見られやすい状況でした。

一方でMarketWatchは「今からでも十分チャンスはある」という専門家の見方も紹介しています。つまり記事の温度感としては、「遅いかどうか」だけで断定せず、それでもNikeが動く価値がある段階に入ったという整理です。


ピックルボールはいま、どこまで広がってる?

「そもそも、そんなに大きいスポーツなの?」
ここは数字を見るとイメージしやすいです。

SFIA(米スポーツ&フィットネス業界団体)の参加データをもとにしたレポートや報道では、アメリカで2024年に約1,980万人がピックルボールをプレーしたとされています。増え方もかなり急で、前年(2023年)から約45.8%増、さらに過去3年で約311%増という伸びが示されています。
「ちょっと流行ってる」どころか、実際にプレー人口がぐっと増えている段階です。

そして2025年に入ってからも成長は続いています。SFIAの年央アップデートでは、ピックルボールの参加について2024/25で14.7%成長という見通しが示されています。これを2024年の約1,980万人に当てはめて単純に計算すると、約2,270万人規模になります(ここは“見通しの伸び率”から出した概算です)。

世界全体の人数は、国によって集計方法が違うので、ひとつの公式統計にキレイにまとまっているわけではありません。そのため、ここは業界メディアの推計になりますが、Pickleball.com(Industry)では、アクティブにプレーしている人は2,000万人超、さらに生涯で一度はプレーした人は8,000万〜1億2,000万人規模の可能性がある、といった推計が紹介されています。

「お金の規模」も膨らんできています。たとえばGrand View Researchは、ピックルボールのアパレル&用具市場について、2023年約19.8億ドル → 2024年約25.0億ドルと推定しています。
またMarketWatchの記事では(市場の切り取り方は別ですが)、2031年に約31億ドル規模という見通しにも触れています。

市場規模は「どこまでを含めるか(用具だけ/アパレル込み/関連ビジネスまで)」で数字が変わりやすい分野です。とはいえ、参加者の増え方とあわせて見ると、ピックルボールが「一部の人の趣味」を越えて、人もお金も動くスポーツとして定着し始めているのは確かです。


ナイキは、すでにピックルボール向けの商品を出している

ナイキは、ピックルボール向けの商品をすでに公式サイトで公開しています

アメリカ向けのナイキ公式サイトには、
「Pickleball(ピックルボール)」というカテゴリページがあり、
ピックルボール向けとしてまとめられた商品を見ることができます。

Nike公式(米国)ピックルボールカテゴリ

ここで扱われているのは、
シューズやウェアなどのアパレル類が中心です。

また、ナイキ公式サイトには
「Pickleball Shoes(ピックルボールシューズ)」の一覧ページも用意されています。

Nike公式(米国)ピックルボールシューズ

このページでは、シューズが
「ピックルボール用」と明記された形で掲載されています。


日本ではどこで買える?

日本のナイキ公式サイトには、
「ピックルボール」という専用カテゴリはありません。

ただしナイキは、日本語ページで
「ピックルボールにおすすめのシューズ」として
いくつかのモデルを紹介しています。

Nike公式(日本)

ここで紹介されているのは、
ナイキコート ズーム NXT
ナイキコート ズーム ヴェイパー ケージ 4
など、もともとテニス向けに展開されているモデルです。

現状を見る限り、日本では
ピックルボール専用モデルを明確に打ち出しているわけではなく、
コート用シューズを選択肢として紹介している段階
と受け取るのが自然でしょう。


編集後記

「ピックルボールって最近よく聞くけど、そんなに流行ってるの?」
ピックルボールはまさに今、その答えがニュースや数字で見えてくる時期に入ってきた感じがします。

今回のように、NIKEのような世界的ブランドの動きが話題になると、
「ちょっと気になるスポーツ」から「ちゃんと注目されている競技」へと、立ち位置が変わってきているのも伝わってきます。

難しいことは抜きにして、まずは“知るだけ”でも十分。
ここから先、日本でも情報や話題が少しずつ増えていきそうなので、
このサイトでは、初心者目線でわかりやすく追いかけていきたいと思います。

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