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プロでもロブを打った後に58%敗北!?453本を分析した意外な結果

相手の頭上をふわっと越える「ロブショット」。

相手の意表を突くことができる一方、失敗すると強烈なスマッシュを打ち込まれることもあります。

では、プロ選手たちはロブをどれくらい成功させているのでしょうか?

2026年9月30日、アメリカのプロピックルボールツアー「PPA Tour」が、プロの試合で打たれた453本のロブを分析した結果を公開しました。

今回は、その意外なデータと、ロブを効果的に使うためのポイントを紹介します。

攻撃的なロブとは?

ロブは、ボールを高く打ち上げて相手の頭上を越すショットです。

大きく分けて、次の2つの使い方があります。

  • 攻撃的なロブ:相手の意表を突き、頭上を越して後方へ追い込むショット
  • 守備的なロブ:相手の攻撃を受けたとき、ボールを高く上げて立て直す時間をつくるショット

今回の調査で対象となったのは「攻撃的なロブ」です。

例えば、ネット付近でディンクの打ち合いが続いているとき、突然高いボールを打ち上げて相手を後ろへ走らせるようなプレーです。

プロのロブ453本を分析!気になる結果は?

調査を行ったのは、PPA Tourの統計担当者ジム・ラムジー氏です。

2025年1月から2026年9月までに開催された30大会を対象に、男子・女子・混合ダブルスの決勝90試合を分析しました。

そこで記録された攻撃的なロブは、合計453本。

結果は以下のとおりです。

ロブの結果本数割合
コート内に入り、打ったチームがラリーに勝利191本42%
コート内に入ったが、ラリーに敗北199本44%
ロブがアウト63本14%
合計453本100%

なんと、ロブを打ったチームがラリーに負けた割合は58%でした。

プロ選手でも、ロブを打てば有利になるとは限らないようです。

一方、ロブ自体がコート内に入った割合は86%。ほとんどのロブはアウトにならずにプレーが続いていました。

※今回の数字はロブを打った後のラリーの勝敗です。ロブそのものが直接の原因で負けたとは限りません。

1試合で30本ものロブが打たれたことも!

今回の調査では、ロブが多く使われた試合も紹介されています。

それが、2026年マスターズの混合ダブルス決勝です。

この試合では、なんと30本の攻撃的なロブが記録されました。

  • アンナ・ブライト選手&ヘイデン・パトリキン選手:24本
  • アンナ・リー・ウォーターズ選手&ベン・ジョンズ選手:6本

30本のうち、ロブを打ったチームがラリーに勝ったのは15本。残りはラリーでの敗北が12本、ロブのアウトが3本でした。

同じ試合でもチームによってロブの使用回数が大きく異なるのは面白いですね。

ロブはどんな場面で使うといい?

アメリカのピックルボール統括団体「USA Pickleball」では、攻撃的なロブを使うポイントを紹介しています。

特に狙い目となるのが、相手2人がネット付近にいて、ディンクやドライブを予想している場面です。

相手が低いボールを待っているところへ、突然頭上を越すロブを打つことで、意表を突くことができます。

ただし、注意したいこともあります。

  • 短すぎるロブ:相手にスマッシュを打たれやすい
  • 長すぎるロブ:コート外に出てしまう
  • 何度も繰り返すロブ:相手に予測されやすくなる

USA Pickleballでは、相手のバックハンド側を狙う方法も紹介しています。

ロブは単に高く打てばいいのではなく、相手の位置やタイミングを見て使うことが大切なんですね。


本当に知りたいのは、同じような場面でロブを打った場合と打たなかった場合で、どれくらい結果が変わるのかということ。ただ、相手の立ち位置や試合の流れなど、条件が毎回違うため、比較するのはなかなか難しそうです。

今後、相手の立ち位置やロブを打つタイミングまで含めた分析が進めば、どんな場面でロブが効果を発揮するのか、さらに興味深いことがわかりそうですね☺️


参考

PPA Tour|Offensive Lobs: Let’s Look at the Numbers!

https://www.ppatour.com/offensive-lobs-lets-look-at-the-numbers

USA Pickleball|ロブショットの種類と使い方

USA Pickleball|ロブを打つ方向と狙い方

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