ニューヨークのど真ん中、タイムズスクエアに、市内最大級の屋内ピックルボール施設ができる予定です。
仕掛けるのは、NYCで複数の会場を運営している CityPickle。今回が 初の「完全屋内」拠点になります。
場所は パラマウント・ビル(1501 Broadway/西44丁目)。
オープン予定日は 2026年2月20日です。
かつてこの地にあった 伝説的な旧パラマウント・シアターが1966年2月21日に閉館してから、ちょうど60年後のタイミングでのオープンになります。

規模感がすごい:ワンフロア丸ごと、約3,400㎡
今回の話が派手なのは、立地だけじゃありません。面積がすごすぎます!!
- 施設の広さは 約3,400㎡(37,000平方フィート)
- 建物8階のフロア全部を使う
- コートは7面
しかも「コートだけ」の施設ではなく、
- カフェ
- バー
- 貸切イベント用スペース
- CityPickleの本社機能(拠点)
まで同じフロアに入る想定です。
“スポーツ施設”というより、遊び・飲食・イベントが一体になった屋内エンタメ施設ですね😊
試合がもっと楽しくなる仕掛け:スコア管理とリプレイ
設備面で面白いのが、カメラを使った仕組みです。
AOLの記事では、プレー中の映像を使って スコアを付けやすくしたり、直前のプレーを自分の端末で見返せたりする機能に触れています。
「プレーして終わり」ではなく、見返して盛り上がる/上達にも使える方向に振っている感じですね。
なぜこの場所が見つかったのか:ポイントは“柱が少ない大空間”
屋内でコートを並べるうえでネックになるのが、柱です。
CityPickle側は「コートに必要な広さや柱の少なさを満たす場所が、NYCだとかなり珍しい」と話しています。
そこでハマったのが、今回の場所。
もともと劇場由来の構造があって、広くて抜けがある空間だったことが決め手になった、という流れです。
会員枠は120。ただし一般利用もできる
運営は「会員だけ」の閉じた形ではなく、一般利用もできるとされています。
その上で、優先利用などの特典が付く 会員枠は120。
タイムズスクエアのど真ん中で、ふらっと入る人も取り込みつつ、常連も作る。
狙いはそのバランスですね!
私が考えるなら:日本で同じ形をやるなら、勝負は「場所」より「作り方」
タイムズスクエアみたいな派手さは別として、このニュースの肝はシンプルです。
都市の中で、スポーツを“通える遊び”に変える。こと
ただ、日本で同じことをやろうとすると、アメリカと違う壁がちゃんと出ます。
①まず日本は「騒音と近隣」が強烈に効く
屋内スポーツって、ボール音・足音・歓声が積み上がります。
だから日本だと、上階に入れるほど難易度が上がる。
現実的なのは、最初から
- 地上階に近いところ
- 周囲に住居が少ないところ
- 音を閉じ込めやすい箱(壁・天井の作り)
こういう条件を満たせる物件になりやすいです。
「良い立地」より先に、「トラブルが起きにくい立地」が大事。
②次は「床」がネック。日本は“入れたくても入れない”が起きる
ピックルボールは見た目より、床への条件が厳しいです。
- 床の強さ(重さ・揺れ)
- 床材(滑りやすさ・衝撃)
- 天井の高さ(ボールが上がる競技)
つまり日本だと、空いてるフロアがあっても
「ここはスポーツに向いてない」が普通に起きる。
場所探しが難しい理由は、ここです。
③「予定を立てて通う」には、仕組みが必要
スポーツが定着しない理由って、
予定に組み込みにくいと続かないと思うんです。
- 予約が取りやすい(空きが見える・操作が簡単)
- リーグやイベントが定期である(通う理由が勝手に生まれる)
「やれたら行く」じゃなくて、
“今週もここで動く”が自然に決まる状態を作れるかどうか。
④日本は「飲食」より「導線と衛生」が効く
アメリカだとバーやカフェが強い武器になるけど、
日本だと同じくらい大事なのは “使いやすさ”です。
- 更衣室・シャワー・荷物置き場がある
- 動線がシンプルで迷わない
- 汗をかいたあとに気まずくならない(清潔感・換気)
- 帰りやすい(駅までの動きがラク)
ここが弱いと、良いコートでも一回で終わりやすいかなあと。
なかなか場所選びは難しいかもしれませんね💦
私としては、このニュースを「でっかい施設ができる話」より、
“通うスポーツ”を都市で成立させる実験として見ています。
日本で同じ形が増えたら、ピックルボールだけじゃなく、街の遊び方がちょっと変わるかも。そう思うとワクワクします🥰
