働き方の変化と“つながり”の希薄化
社内コミュニケーションが希薄になった——。
テレワークやフリーアドレスの普及により、部署を超えた交流や雑談の機会が減ったと感じていませんか?
そんな課題を抱える企業の間で、いま静かに注目を集めているのが「ピックルボール」というスポーツです。
▼現代の企業が抱える“つながり”の課題
- 部署を超えた交流の減少
- 雑談や偶発的な会話の消失
- 新入社員と既存社員の関係構築の難しさ
こうした「人と人とのつながりの希薄化」は、組織力や心理的安全性の低下につながる要因にもなっています。
そこで今、注目されているのが“ピックルボールを活用した社内イベント”。
年齢・性別・運動経験を問わず楽しめるこのスポーツが、部署の垣根を超えた交流の“きっかけ”を生み出しているのです。
この記事では、そんなピックルボールを社内交流に取り入れるメリットや実例、実施方法のポイントをわかりやすくご紹介!
ピックルボールとは?
「ピックルボール?なんだか聞き慣れない名前…」
そう思う方も多いかもしれませんが、じつはこのスポーツ、テニス・卓球・バドミントンの“いいとこ取り”で、誰でもすぐに楽しめる新感覚スポーツなんです。
特徴を簡単にまとめると…
- 小さなコートでプレーするため、初心者も安心
- 使用するラケット(パドル)は軽量で扱いやすい
- プラスチック製の穴あきボールでスピードもゆるやかで安全性が高い
- 年齢や体力に関係なく、すぐに打ち合いができる
そのため、運動が苦手な人でも“最初の5分”でラリーが楽しめるのが魅力。
社内イベントで「全員が同じレベルで楽しめる」というハードルの低さは、ピックルボールならではです。
なぜ“社内イベント”に向いているのか?
社内イベントやチームビルディング研修において、ピックルボールが注目される理由は以下の3つです。
① チームプレイで自然と交流が生まれる
ピックルボールはダブルス(2対2)が基本。
勝ち負けよりも「ラリーのつながり」や「声かけ」「サポート」が重視され、初対面のメンバーでも自然と会話と笑顔が生まれる設計になっています。
② 性別・年齢に左右されにくい
パワーやスピードを必要としないため、性別・世代を超えて誰もが対等に参加できるのもポイント。
社内にある「上下関係」「役職差」を一度フラットにし、横の関係性を築き直す機会にもなります。
③ 屋内外どちらでも実施可能
バトミントンのダブルスほどのコートサイズで、体育館・倉庫スペース・レンタルスタジオでも実施可能。
天候に左右されず、準備の手間も最小限で済むため、企業研修でも導入しやすい競技です。

実際の企業導入事例をご紹介
ピックルボールの社内活用事例は、まだ多くはありませんが、実際に導入した企業からは高い評価が得られています。
たとえば、こちらのLinkedIn投稿では、社内イベントで初めてピックルボールを体験した感想が紹介されています。
💬 実際に社内イベントでピックルボールを取り入れた方の投稿はこちら
「初めての社内イベント企画で感じたこと。―ピックルボールという謎のスポーツから学んだチームビルディング―」
記事抜粋
仕事から完全に離れられる“遊び”であること
「社員同士が集まると、どうしても仕事の話になりがち。 でも今回は、眼の前のボールをラケットの真ん中に当てることに全集中。 企画者である私自身も、”こんなに頭を空っぽにして笑ったの、いつぶりだろう”と思える時間でした。」
「ゼロからの挑戦」がチームを自然に近づけてくれる
「ピックルボールは全員が初心者。だからこそ、上手い・下手の壁がなく、自然と声を掛け合うようになる。 スキルの共有も、「業務」ではなく「遊び」の中だからこそ、純粋に楽しい時間になりました!」
終わった後の“ご飯”が何よりの報酬
「全力で動いたあとの夜ご飯は、まさに部活終わりのあの感覚。 同じ体験を共有したあとだからこそ、自然とプライベートな話もできて、 ”この人、こんな一面もあったんだ”思える瞬間がたくさんありました。」
何よりも、新しいスポーツだからこそ、 全員がゼロスタートで、同じ目的に向かってリスキリングするという経験が、チームビルディングにも繋がり非常によかったです!
導入は難しくない!必要なものと準備
「社内イベントでスポーツをするのって、準備が大変そう…」
と思うかもしれませんが、ピックルボールなら必要な準備は少なめです。
■ 必要な道具
- パドル(ラケット):2〜4本
- ピックルボール:数個
パドルとボールは、スポーツ用品店やAmazonなどでセット購入が可能です。
■ 会場はどうする?
ピックルボールは、バドミントンコートやフットサルコートなど既存施設を利用してプレー可能ですが、体育館や屋外で開催する場合は、簡易的なラインマークとネットが必要となるので
「ピックルボール対応」施設がオススメ!
ラリーがつなぐ、“人と人の距離”
ピックルボールは、ただのスポーツではありません。
- 誰でも楽しめるシンプルなルール
- 自然と声をかけ合いたくなるプレイスタイル
- 激しすぎず、適度な運動量で達成感もばっちり
この絶妙なバランスが、社内のコミュニケーションを“促す仕掛け”として機能します。
「いつも話さない部署の人と笑っていた」
「先輩にプレーを褒められて話すきっかけになった」
「普段は無口な後輩が、率先してゲームに参加していた」
そんな“変化の兆し”が、ピックルボールの場には自然とあふれています。
💡 いま、動き出すチャンスです!
在宅やフリーアドレスが進む中で、雑談や偶発的なつながりが生まれにくい時代だからこそ、
“共有体験”によって距離を縮める工夫が求められています。
ピックルボールなら、
✔️ 難しい準備不要(道具・会場・ルールすべて手軽)
✔️ 男女年齢問わず楽しめる
✔️ チーム戦で盛り上がりやすい
社内イベント、チームビルディング、研修のレクリエーション……
まずは一度、ピックルボールを取り入れてみませんか?
\「楽しかった!」の先に、思わぬ社内の変化が待っています/
まずは週末イベントから。
“笑って、動いて、つながれる”。
そんな体験が、きっと御社の組織にも新しい風を運んでくれます。