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NPBH×AOI Pro.提携:屋内ピックルボール「The Picklr」日本で2026年開業、全国20拠点構想

ピックルボールの話題は「人気が伸びている」で終わりがちですが、今回は“施設モデル”の話です。
日本で 屋内型、しかも 会員が通い続ける前提の施設づくりを広げていく動きが出てきました。
動いたのは、日本ピックルボールホールディングス(NPBH)と、映像制作やイベントも手がけるAOI Pro.です。両社は戦略的パートナーシップを結び、施設の整備に加えて、映像・イベント・プロモーションなども含めた取り組みを進めるとしています。

そして、この発表でいちばん大きいポイントがここ。
NPBHは、米国発の屋内施設ブランド「The Picklr」について、日本国内での施設運営と商品化に関するマスターフランチャイズ・ライセンスを取得した旨を発表しています。あわせて、日本で「The Picklr」公式コートを2026年に開業予定、さらに 全国20拠点に展開していく方針も示されています。

もう少し踏み込むと、展開のイメージも具体的です。今後数年間で、首都圏に第1号の直営店を開き、その後は直営とフランチャイズの両方で全国20ヵ所の屋内施設を広げていく計画。候補として、首都圏に加えて北海道、宮城、中京圏、阪神圏、広島、福岡、沖縄、軽井沢、白馬などが挙げられています。立地も、専用スポーツ施設に限らず、商業施設やオフィスビルなども視野に入れて検討するとしています。

「気になるけど、場所がない」で止まりがちな競技にとって、これはかなり強い一手です。


The Picklrは、どんな“通い方”を想定している施設か

The Picklrは、プレミアムな屋内ピックルボール施設のネットワークです。初心者からプロ選手まで、幅広いプレイヤーに「最上級の体験」を届けることを掲げています。
米国・カナダでは、500以上の施設を展開しています。

※画像参照:PR TIMES

ポイントは、“通い続ける”ことを前提に、使い方まで用意されているところ。

会員になると、

  • コート予約ができる
  • 国内全施設の相互利用ができる
  • 毎月4回の無料クリニック(レッスン枠)がある
  • リーグ戦や各種大会への無制限参加ができる

つまり、The Picklrが想定しているのは、
「予約して通う → 練習する → 試合に出る」が自然につながる通い方です。


今回の提携で施設だけで終わらせない「入口づくり」まで一緒に動く

屋内コートが増えるだけでも大きい話です。
でも今回のニュースがワクワクするのは、AOI Pro.が一緒に動くところ。コートの話で終わらず、「知ってもらう」「来てもらう」を作る役も最初から入っています。
今回の発表では、施設運営以外の取り組みも具体的に並んでいます。

◎ 映像コンテンツの制作

競技解説、選手ドキュメンタリー、プロモーション映像の制作・配信。

◎ イベント・プロモーションの共催

ポップアップイベント、体験型ブース、メディア向け発表会など。

◎ 普及活動の支援

選手育成コンテンツの開発、地域との連携。

◎ プロ選手との連携強化

NPBH所属の伊藤真侑選手をはじめ、国内外の競技プレイヤーのサポートと発信強化。

◎ 企業・自治体向けの提案

企業・自治体との連携による、スポーツ起点のブランディング/プロモーション設計の共同提供。あわせて、クライアントパートナー募集の強化。

◎ ピックルボール用具の紹介

NPBHの用具物販事業(Paddle Up事業など)を通じて、米国の用具を中心に最新・機能性の高い用具の映像制作・配信。

ピックルボールは「やってみたら面白い」のに、最初の入口が弱いと広がりづらい競技でもあります。
この提携は、入口を増やして「続ける場」へつなぐ流れまで、最初から一緒に動かしていく印象があります。


編集後記

今回のニュースを読んでいちばん強く思ったのは、「ピックルボールの施設が増える話」ではなく、“スポーツの通い方”を日本に持ち込む話だということです。

これまで日本のピックルボールは、「場所があればやる」「イベントがあれば行く」といった“点”で動きやすかったと思います。でも点のままだと、「次も行く」が仕組みになりにくい。ここが、流行と定着の分かれ目です。

The Picklrが面白いのは、その“次”まで最初から置いているところ。予約して通う、練習の導線がある、リーグや大会で腕試しができる、複数拠点を使える。つまり「行く理由」が毎週生まれる設計で、自然と生活の中に入り込む形です。

今回の動きが形になれば、ピックルボールは「たまにやるスポーツ」から「気づいたら通ってる習慣」に近づきます。
日本でも、ピックルボールが“流行”じゃなく“定番”になっていくといいなと思います。

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