日本初!ピックルボール検索サイトをリリース
話題

ピックルボールの高級パドルが盗難対象に?アメリカで相次ぐ用品盗難ニュース

はじめに|ピックルボール人気、ついに“盗難ニュース”にまで?

アメリカで人気が広がっているピックルボール。
大会やプロリーグ、専用施設のニュースが増えるなかで、少し変わったニュースも出てきています。

それが、ピックルボールパドルの盗難です。

「パドルって盗まれるほど高いの?」と思う人もいるかもしれません。
でも市場では、競技用の高級パドルが1本200ドル以上(約3万2,000円以上)することもあり、店舗でまとめて盗まれるケースが報じられています。

今回は、アメリカで起きたピックルボールパドル盗難ニュースをもとに、なぜパドルが狙われたのか、そして日本のプレイヤーにも関係する道具管理のポイントを紹介します。

アメリカで「約4,500ドル相当(約73万円相当)」のパドルが盗まれる

アメリカ・メリーランド州のスポーツ用品店で、ピックルボールパドルが盗まれる事件が報じられました。

現地メディアのFOX 5 DCによると、盗まれたパドルは25〜30本ほど。
被害額は約4,500ドル相当(約73万円相当)とされています。
スポーツ用品の盗難としては、なかなか大きな金額です。

なぜパドルが狙われるの?

ピックルボールのパドルは、初心者向けなら手頃な価格のものもあります。
しかし、本格的にプレーする人向けのパドルは決して安くありません。

カーボン素材を使ったモデルや、プロ選手が使うような高性能モデルは、1本200ドル〜250ドル以上(約3万2,000円〜4万円以上)することもあります。

しかもパドルは、

・軽い
・薄い
・持ち運びやすい
・複数本まとめると高額になる
・中古品として売られる可能性がある

という特徴があります。

つまり、高級パドルは「小さくて高いスポーツ用品」です。
盗む側から見れば、狙いやすい商品だったのかもしれません。

ほかの地域でも似たような被害が報じられている

パドル盗難のニュースは、今回のメリーランド州だけではありません。

バージニア州の店舗では、男性が従業員の注意をそらしている間に、ゆったりとした服とスカーフを身に着けた2人の女性が、パドルを服の下に隠して持ち去ったとされています。

店主は、防犯カメラを確認したところ、5分ほどの間に高級パドル4本、約1,000ドル相当(約16万円相当)が盗まれていたと話しています。

フィラデルフィア近郊でも、似たような手口による被害が報じられています。ペンシルベニア州とニュージャージー州の店舗で、合計5,000ドル超(約81万円超)のパドルが盗まれたとされています。

コロラド州では、地元スポーツ用品店の複数店舗で、3万ドル相当(約486万円相当)のパドルが盗まれた事例もあります。ある店舗では、45本のパドルが10分以内に盗まれたとされています。

ラスベガスでは、16本のパドルが盗まれ、被害額は4,000ドル超(約65万円超)と報じられています。2人の女性がパドルを服の中に隠して持ち去ったとされ、1本あたり275ドル(約4万5,000円)ほどの商品だったとされています。

パドルの高級化は、ピックルボール人気の広がりとも関係している

ピックルボールは、もともと「誰でも気軽に始めやすいスポーツ」として広がってきました。
ルールがシンプルで、年齢を問わず楽しみやすいところが魅力です。

一方で、競技として本格的に楽しむ人が増えると、道具へのこだわりも強くなります。

打ちやすさ、反発力、コントロールのしやすさ、スピンのかけやすさ。
こうした性能を求めて、高価格帯のパドルを選ぶ人もいます。

つまり今回のニュースは、ただの珍事件ではありません。
ピックルボールの道具が、それだけ価値あるスポーツギアとして見られるようになってきたということでもあります。

日本でも気をつけたい「パドルの置きっぱなし」

日本では、アメリカのように高級パドルの盗難が大きく報じられているわけではありません。

ただ、ピックルボールの体験会や大会、オープンプレーが増えていくと、道具の置き忘れや取り違えは起こりやすくなります。

特にイベント会場では、

・同じようなデザインのパドルが並ぶ
・休憩中にベンチや壁際へ置きっぱなしにする
・試打用パドルと私物パドルが混ざる
・レンタルパドルと自分のパドルがわかりにくくなる

といったことがあります。

盗難ではなくても、「自分のパドルがどれかわからない」「間違えて持って帰られた」というトラブルは起こるかもしれません。

お気に入りのパドルを使っている人ほど、少しだけ管理を意識しておくと安心です。

すぐできるパドル管理のコツ

パドルを守るために、特別なことをする必要はありません。
まずは、ちょっとした目印をつけるだけでも十分です。

たとえば、

・名前シールを貼る
・グリップに目印をつける
・休憩中はバッグにしまう
・高額パドルは置きっぱなしにしない
・イベント後に持ち物をすぐ確認する

といった方法があります。

パドルは軽くて持ち運びやすい道具です。
だからこそ、会場では意外と見失いやすいものでもあります。

お気に入りの1本を長く使うためにも、道具管理は大切にしたいですね。

パドルが“盗まれるほど価値ある道具”になってきた

今回のニュースは、少し驚きのある海外ニュースです。

でも見方を変えると、ピックルボールの人気が広がり、パドル市場が大きくなっていることを感じさせる出来事でもあります。

昔は「気軽に遊ぶスポーツ」というイメージが強かったピックルボール。
今では、プレースタイルに合わせてパドルを選び、性能やブランドにこだわる人も増えています。

高級パドルが盗難対象になるというのは、決してうれしい話ではありません。
ただ、それだけパドルが“価値ある道具”として見られていることは確かです。

日本でもこれからピックルボールが広がっていけば、道具へのこだわりも少しずつ高まっていくはずです。
楽しくプレーするだけでなく、自分の道具を大切にする文化も一緒に育っていくと良いですね。


※2025年6月、1ドル=161.82円前後のレートを参考


参考

FOX 5 DC「3 suspects steal $4500 worth of pickleball paddles from Tennis Topia」
https://www.fox5dc.com/news/3-suspects-steal-4500-worth-of-pickleball-paddles-from-tennis-topia

Axios Philadelphia「Pickleball paddle thefts plague Philadelphia-area stores」
https://www.axios.com/local/philadelphia/2024/06/06/pickleball-paddle-thefts-philadelphia

CBS News Colorado「Thieves steal more than $30000 in pickleball paddles from Colorado store」
https://www.cbsnews.com/colorado/news/thieves-steal-30000-pickleball-paddles-colorado-store/

Las Vegas Review-Journal「Video shows theft of over $4K worth of pickleball equipment from Las Vegas store」
https://www.reviewjournal.com/crime/video-shows-theft-of-over-4k-worth-of-pickleball-equipment-from-las-vegas-store-3035177/

関連記事