最近、ピックルボールの話題が、
少し意外なところから聞こえてくるようになりました。
MLBの中継で名前が挙がり、
NFLレジェンドが公式大会に出場し、
NBAのSNSではチーム内の出来事として語られる。
例えば、MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する
Mookie Betts(ムーキー・ベッツ)。
NFLのレジェンドQBとして知られる
Drew Brees(ドリュー・ブリーズ)。
そして現役トップQBの
Patrick Mahomes(パトリック・マホームズ)。
NBAを代表するスター選手の
Luka Dončić(ルカ・ドンチッチ)。
いずれも、それぞれの競技を代表する超一流アスリートたちです。
共通しているのは、
ピックルボールが「特別な挑戦」や「大きな発表」として登場していないこと。
オフの過ごし方のひとつとして、
イベントの一場面として、
チーム内のちょっとした話題として、
いつの間にか、その中に混ざっています。
気づけば、
「気軽なスポーツ」として知られてきたピックルボールは、
超一流アスリートたちの生活や会話の中にも、自然に入り込んでいました。
この記事では、
実際に投稿や公式メディアで確認できる事例をもとに、
他競技の超有名スポーツ選手4人が、どんな距離感でピックルボールと関わっているのかを紹介します。
Mookie Betts(ムーキー・ベッツ)【MLB/ロサンゼルス・ドジャース】
ムーキー・ベッツの名前がピックルボールの文脈で語られるようになったきっかけは、
個人のSNSではなく、MLB公式メディアでの発言でした。
ESPNの『サンデー・ナイト・ベースボール』で放送された
ドジャース対ブレーブス戦の中継中、
マイクを付けた状態のムーキーは、こんな一言を残しています。
「ピックルボールだよ。今いちばんハマってるんだ。
ピックルボールをするのが大好きなんだ」
このコメントがきっかけとなり、
MLB公式Instagramでは
「もし公園でピックルボールをしていて、相手がムーキーだったら?」
という、少しユーモアのある投稿が公開されました。
このやり取りが印象的なのは、
スター選手として“遠い存在”として扱われていない点です。
ムーキーは、特別な施設やイベントではなく、
ふらっと立ち寄った公園で、そこにいる人たちと一緒にプレーする
そんな楽しみ方をしていることを、本人が語っています。
「僕は、ただランダムな公園に行って、
たまたま居合わせた人たちと一緒にプレーするだけなんだ。
人と話せて、人と出会える。その雰囲気がすごく好きなんだ」
さらにムーキーは、
ピックルボールの魅力を“年齢の壁がないこと”だと話します。
「ピックルボールは、10代から80代まで、誰でも一緒にプレーできる。
スプリングトレーニング中でも、
公園で出会った70代や80代の人たちと一緒に遊びに行くことがある。
名前も知らないけれど、ただ一緒に過ごす。それが楽しいんだ」
世界的スターでありながら、
知らない人たちと同じコートに立ち、同じ時間を楽しむ。
この距離感こそが、ムーキー・ベッツとピックルボールを結びつけています。
なお、同僚であり世代を代表するスター選手・大谷翔平も
ピックルボールをプレーするのかと聞かれた際、
ムーキーは笑いながらこう答えています。
「さあ、分からないな。
でも、もし翔平がピックルボールをやったら、
きっとそれでも一番になるだろうね」
公園でピックルボールをしていたら、
もしかするとムーキー・ベッツが隣のコートにいるかもしれない。
そんな想像をさせてくれるのも、このエピソードの面白さです。
ロサンゼルス・ドジャースファンによるコミュニティ
BLD CLUBHOUSE(Big League Dreamers Clubhouse) の公式投稿でも、
新年の一枚として、ムーキー・ベッツがピックルボールを楽しむ様子が紹介されていました。
スターが、ふと身近に感じられる瞬間ですね!!
参考リンク(出典)
MLB.com記事(ESPN中継内での発言)
https://www.mlb.com/news/mookie-betts-discusses-playing-pickleball-on-sunday-night-baseball
SportsNet LA(X)
https://twitter.com/SportsNetLA/status/1829332681106022630
MLB公式Instagram
https://www.instagram.com/reel/C__PiRJStnx/
MLB公式動画
https://www.mlb.com/video/mookie-betts-discusses-his-pickleball-skills
Drew Brees(ドリュー・ブリーズ)【NFL/元QB】
ドリュー・ブリーズの場合、
ピックルボールは「名前が挙がる話題」にとどまりません。
実際に大会のセンターコートに立ち、観客の前でプレーしています。
2025年の USA Pickleball Nationals(全米選手権) では、
ブリーズが特別エキシビションイベントに参加。
NFLレジェンドの登場は会場に大きな熱気をもたらし、
ピックルボールがトップアスリートの間でも存在感を高めていることを印象づけました。
ブリーズはピックルボールのプロ選手たちとともにコートに立ち、
その様子をひと目見ようと、多くのファンがセンターコートに集まりました。
大会公式も、この場面を「トーナメント屈指の印象的な瞬間」として紹介しています。
また、USA Pickleballの公式Instagramでも、
ブリーズがエキシビションに参加する様子が公開されており、
単なるゲスト出演ではなく、プレーヤーとして関わっていることが確認できます。
参考リンク(出典)
USA Pickleball Nationals 公式リキャップ(2025)
https://usapickleballnationals.com/recap2025/
USA Pickleball公式Instagram
https://www.instagram.com/p/DRVs5ptj8RR/
Patrick Mahomes(パトリック・マホームズ)【NFL/カンザスシティ・チーフス】
パトリック・マホームズは、
ピックルボールに競技者としてではなく、運営・支援側の立場で関わっています。
Major League Pickleball(MLP)の公式発表では、
マホームズが Miami Pickleball Club のオーナー陣の一員として紹介されています。
Miami Pickleball Clubは、
大坂なおみ、ニック・キリオス、Kygo、リッチ・ポールらとともに
2022年に設立されたチームで、
南フロリダを拠点にリーグと競技の成長を目指しています。
マホームズの名前がピックルボールの文脈で語られるのは、
コート上のプレーではなく、
リーグを支えるオーナーとしての関与によるものです。
トップアスリートがこうした形で参画している点は、
ピックルボールの広がり方を象徴する事例といえますね!
Luka Dončić(ルカ・ドンチッチ)【NBA】
ルカ・ドンチッチの場合、
ピックルボールは「新しい競技への挑戦」や「公式な活動」としてではなく、
チーム内のちょっとした出来事として話題に上がっています。
きっかけとなったのは、NBA公式Instagramに投稿された一本の動画です。
そこでは、ルカがピックルボールをプレーした後、インタビューで感想を語る様子が紹介されていました。
動画の中でルカは、試合を振り返りながらこう話しています。
「簡単だったよ。
本当に楽しかった。1秒たりとも無駄な時間はなかったね。」
さらに、対戦相手だったJJ・レディックについて触れ、
「相手はかなり悔しがっていたけど、
そういうのも含めて楽しかったよ。」
と、笑いを交えながら振り返っています。
このやり取りは、
NBA公式アカウントが“チーム内の面白いエピソード”として紹介しており、
その後、米スポーツメディアのBleacher Reportでも取り上げられました。
このエピソードが印象的なのは、
ピックルボールが勝敗や競技性ではなく、
チームのリラックスした時間の一部として語られている点です。
ルカ・ドンチッチにとってピックルボールは、
新しい挑戦でも、特別なイベントでもありません。
チームメイトと笑い合い、気分転換をするための、
ごく自然な時間のひとつとして登場しています。
NBAを代表するスター選手の口から、
そんな形でピックルボールの名前が出てくること自体が、
このスポーツの立ち位置を物語っていると言えるでしょう♪
参考リンク(出典)
NBA公式Instagram
https://www.instagram.com/reels/DRcZ7TTEVmz/
試合結果でも、記録でもない場面で、
スター選手たちの口から自然に出てくる「ピックルボール」という言葉。
それはこのスポーツが、
競技としてだけでなく、
人と人を近づける時間として受け入れられていることを示しているように感じます。
だからこそ今、
ピックルボールは静かに、確実に広がっているのかもしれません。
