「大会に出てみたいけど、“公認パドル”って何だろう?」
ピックルボールを始めると、わりと早い段階で出てくる疑問です。
大会の案内を見ていると、
「USAP認証パドルを使用すること」
「UPA認証パドルに限る」
といった表記を目にすることがあります。
では、この「公認パドル」とは何を指しているのでしょうか。
公認パドルとは?
簡単に言うと、
公式の認証団体が「ルール上、使用して問題ない」と確認したパドルのことです。
ピックルボールでは、パドルの反発力や表面素材がプレーに影響しやすいため、
大会ではルールに合わないパドルの使用が制限される場合があります。
その基準に関わる代表的な認証団体が、
- USAP(USA Pickleball)
- UPA-A(United Pickleball Association of America)
です。
日本の大会でも使われている考え方
実際、日本国内の大会要項でも、
「USAPまたはUPA認証パドルを使用すること」
と明記されているケースがあります。
ここがいちばん大事なポイント
公認パドルかどうかは、
「よく使われている」「人気がある」かどうかで決まるものではありません。
判断の基準になるのは、
USAPやUPA-Aが公開している「認証パドル一覧」に、そのモデル名が載っているかどうかです。
つまり、公認パドルとは、
感覚や評判ではなく、公式情報で確認できるパドル
そう理解しておくと、迷いにくくなります。
USAP認証(USA Pickleball)の確認方法
USAPは、認証されているパドルを検索できる公式ページを公開しています。
ここで ブランド名 や モデル名 を入力すると、USAP認証リストに掲載されているか確認できます。
ここで大事なのは、「同じブランド=すべて認証されている」わけではないという点です。
同じブランドでも、モデル名の違いや厚みの違い(例:14mm/16mm)によって、別モデルとして扱われているケースがあります。検索結果を見るときは、名称や仕様が一致しているかをきちんと確認するのがポイントです。
また、USAP認証パドルには「USA Pickleball Approved」という文字やロゴが表示されていることがあります。

※画像参照:CRBN
このマークは目安にはなりますが、最終判断は公式リストに載っているかどうかで行うのが確実です。
公式の認証リストはここから確認できます👇
UPA-A認証(United Pickleball Association of America)の確認方法
UPA-Aも、認証されているパドルを確認できる公式ページを公開しています。
こちらも ブランド名 や モデル名 をもとに、UPA-Aの認証リストに掲載されているか確認できます。
UPA-Aでも、「同じブランドなら全部OK」というわけではありません。
USAPと同様に、モデル名の違いや厚み・仕様の違いで別モデル扱いになることがあります。確認するときは、公式リストに載っている表記と一致しているかを必ず見ておきましょう。
UPA-A認証パドルには、UPA-Aの認証スタンプ(ロゴ)が表示されていることがあります。

※画像参照:JOOLA
ただし、スタンプが付いているだけで判断せず、公式リストで最終確認するのが安心です。
公式の認証リストはここから確認できます👇
大会要項や公式発表では、パドルの確認についてこう書かれている
日本国内の大会ルールを見ると、
「試合開始時および選手がパドルを交換する際に、審判がランダムにパドルをチェックします。」
といった内容が記載されているケースがあります。 (ピックルボール日本連盟|Pickleball Japan Federation)
また、JPA関連の大会案内では、模造品や規格外パドルへの注意喚起が明記されていることもあります。 (一般社団法人日本ピックルボール協会)
これは「疑っている」というよりも、
参加者が増え、用具の種類も多様化してきたため、確認が必要になってきた
という流れとして捉えるのが自然です。
さらにUSAPは、2026年に向けて「Golden Ticket」大会などから、会場でパドルを短時間でチェックするフィールドテストを導入すると発表しています。
このテストでは、摩擦係数・たわみ・重量やバランスなど、ルールに関わる物理的な要素が確認対象になるとされています。
将来的に、模造品や規格外パドルへの対応につながる枠組みも検討していることが示されています。 (USA Pickleball)
じゃあ結局、どうすればいい?
公認パドルかどうかを判断するとき、いちばん確実なのはこれです。
「モデル名が、USAPまたはUPA-Aの公式リストに載っているか確認する」
これだけでOK。
やることは3ステップです。
- パドルの正式な名前(ブランド名・モデル名、できれば厚みも)を控える
- USAPまたはUPA-Aの公式リストで検索する
- 表記が一致しているか確認する(モデル名や厚み違いに注意)
マーク(ロゴ・スタンプ)は、店頭や手元での“ざっくり確認”には便利ですが、最後は公式リストで確認するのが安心です。
大会に出る人は、要項に書かれている条件(USAPのみ/USAPまたはUPA(=UPA-A)/両方など)も、事前にチェックしておくとさらに安心です。
