ピックルボールってどんなスポーツ?
ピックルボールは、パドルと呼ばれる板状のラケットと、穴の開いたプラスチック製ボールを使うスポーツです。
ネットを挟んでボールを打ち合う点はテニスに似ていますが、コートはバドミントンのダブルスコートと同じ大きさ。シングルスとダブルスがあり、ダブルスで楽しまれることが多い競技です。
日本でも体験会やイベントが増えていますが、まだプレーしたことがない人にとっては、
「運動が苦手でもできる?」
「本当に初心者でも楽しめる?」
「実際にやった人は、どこが面白かった?」
という点が気になると思います。
そこで今回は、日本の体験会や大学で行われた調査、アジアやカナダのアンケートをもとに、実際にピックルボールを体験した人の感想を調べました。
やる前は「難しそう」。やった後は95%以上が「楽しい」
宇都宮市が宇都宮ピックルボールFUNFANの協力を得て行った体験会では、参加前に「楽しそう」という声がある一方、「実際は難しそう」「楽しめるのか不安」という意見もありました。
ところが、体験後には95%以上が「楽しい」と回答。ほとんどの参加者が、機会があれば再びプレーしたいと答えています。
またやりたい理由として挙げられたのは、
- やり方が簡単だった
- 年齢や性別を問わず楽しめた
- 意外と早く上達できた
- 運動量がちょうどよかった
- 簡単そうに見えて奥が深かった
という感想です。
始める前は不安でも、一度ボールを打ってみると「またやりたい」に変わる。ピックルボールの楽しさが分かりやすく表れた結果です。
大学生106人からも「楽しかった」の声
日本の大学1年生106人が参加した調査では、体育の授業として100分間のピックルボールを体験しました。
自由回答を分析したところ、回答した78人のうち50人、約64%が「楽しい」「よかった」という言葉を使っています。
さらに、約24%が「関わり」「協力」「交流」といった、人とのつながりに関する内容を挙げました。
ただボールを打つだけではなく、ペアと協力したり、対戦相手と声を掛け合ったりする時間も、楽しさとして印象に残ったことが分かります。
初めてでもゲームに参加でき、誰かと一緒に盛り上がれる。これもピックルボールの魅力です。
アジアで一番多かった理由は「楽しいから」
アジア12地域、1万4,000人以上を対象にした調査では、ピックルボールをプレーしたことがある回答者に、競技を選んだ理由や魅力に感じている点を尋ねています。
最も多かった回答は、「楽しいから」の35%でした。
次いで、
- 健康や体力づくりのため:33%
- 始めやすいスポーツだから:31%
となっています。
人とのつながりも、ピックルボールの魅力として表れました。
家族や友人がプレーしていることを理由に挙げた人は29%。また、27%は、ピックルボールを通じて新しい友人を作れると考えています。
回答者の約28%はラケットスポーツの経験者で、テニス、バドミントン、卓球、スカッシュなどからピックルボールへ移ってきています。
実際にプレーした人の回答からは、始めやすさだけでなく、打ち合う楽しさや人との交流が、ピックルボールを選ぶ大きな理由になっていることが分かります。
カナダでは85%が「楽しさ」を理由にプレー
カナダの2,000世帯を対象とした2026年の調査でも、プレーする理由の1位は「楽しさ」でした。
全世代を合わせて85%が、楽しさを理由にピックルボールを続けています。健康や体力づくりを理由に挙げた人は48%でした。
健康のためだけでは、運動を続けるのがつらくなることもあります。
ピックルボールの場合は、ボールを追いかけたり、ラリーを続けたり、仲間と試合をしたりすること自体が楽しい。その結果として、自然に体も動かせます。
「運動しなければ」ではなく、「またあのゲームをやりたい」と思えることが、続けやすさにつながっているようです。
初心者でもラリーを始めやすい
ピックルボールの特徴は、初めてでも比較的早くラリーに入りやすいことです。
使用するボールは穴の開いたプラスチック製で、テニスボールほど速く飛びません。コートもテニスより小さいため、相手との距離が近く、ボールを追いやすくなっています。
公開されている体験記事でも、ラケットスポーツの経験がほとんどない参加者が、基本的な打ち方を教わったあと、ラリーやゲームまで進んだ様子が紹介されています。
最初から強いショットや難しい技術は必要ありません。まずは相手コートへ返し、数回打ち合うところからゲームを楽しめます。
まずは一度、体験会でラリーをしてみよう
ピックルボールが自分に合うかどうかは、ルールを読むだけでは分かりません。
パドルを借りられる初心者向け体験会なら、道具を購入する前に実際の打ちやすさや運動量を確かめられます。
初回の目標は、試合に勝つことではなく、相手とラリーを続けてみること。それだけでも、ピックルボールならではの面白さが分かります。
新しい運動や趣味を探しているなら、次の休日に参加できる体験会を探してみてはいかがでしょうか💓
