ピックルボールを始めたばかりのとき、
「自分って、どのくらいのレベルなんだろう?」
と気になることがありますよね。
まだ大会に出たことがなかったり、試合数が少なかったりすると、自分のレベルを数字で知るのは簡単ではありません。
そんな初心者向けに、壁を使った約5分のチェックから、最初のレベルの目安を出せる仕組みが登場しました。
2026年8月、ピックルボールのレーティングサービス「DUPR」と、インタラクティブウォールを開発する「PIQLZ」が提携を発表。
PIQLZを使ったチェックを受けることで、DUPRをまだ持っていない人でも、暫定的なDUPRレーティングを受け取れるようになります。
ただし、ここで大切なのが「約5分で正式な実力が決まるわけではない」ということ。
あくまで、これからDUPRを使い始める人が自分の現在地を知るための最初の目安です。
そもそもDUPRってなに?
DUPRは、ピックルボールの実力を数字で表すレーティングシステムです。
レーティングは2.000〜8.000の範囲で表示され、数字が高いほどレベルも高くなります。
DUPRでは、基本的に実際の試合結果を分析してプレイヤーのレベルを評価します。
年齢や性別、住んでいる地域に関係なく同じ仕組みでレベルを表せるため、練習相手や大会のクラスを選ぶときの目安としても使われています。
PPAやMLP、USA Pickleballなど、世界のさまざまな大会やリーグでも利用されています。
簡単にいうと、
「自分が今どのくらいのレベルなのかを数字で見られる仕組み」
です。
「PIQLZ」は普通の壁打ちと何が違う?
今回DUPRと提携したPIQLZは、クラブや施設に設置するインタラクティブな壁型システムです。
どの施設でもできるだけ同じ条件でチェックできるように、設備とデジタルシステムが統一されています。
そのため、
- 自分のスキルをチェックする
- 目的を決めて練習する
- 上達を数字で確認する
といった使い方ができます。
普段の練習や上達の過程もわかりやすくすることで、クラブや施設がプレイヤーの成長を長期的にサポートできるようにする狙いがあります。
約5分の壁チェックで「暫定DUPR」が出る
今回の提携で一番注目したいのがここです。
まだDUPRを持っていない新しいプレイヤーは、PIQLZを使った決められたチェックを受けることで、約5分で暫定的なDUPRレーティングを受け取れると発表されています。
たとえば、
「まだ大会に出たことがない」
「DUPRに試合結果を登録したことがない」
「自分がどのレベルなのかわからない」
という人でも、まずは自分のレベルの目安を数字で知ることができます。
そこから、自分に合いそうな練習会や試合に参加しやすくするのが、この仕組みの狙いです。
ただし、あくまで「最初の目安」
PIQLZの約5分のチェックでもらえるのは、暫定的なDUPRレーティングです。
つまり、
「5分壁打ちをすれば、その人の正式な実力が決まる」
という仕組みではありません。
DUPRは今回の発表でも、実際の競技の試合結果をもとにする公式のレーティングシステムという位置づけを変えていません。
PIQLZは、そのDUPRを補うためのスキルチェックや練習環境です。
流れとしては、
PIQLZで約5分チェック
↓
最初のレベルの目安となる暫定DUPRを受け取る
↓
実際の試合に参加する
↓
試合結果をもとにDUPRが更新されていく
と考えるとわかりやすいです。
PIQLZはすでにアメリカで稼働中
PIQLZは、まだ構想段階のサービスではありません。
DUPRの発表では、PIQLZのインタラクティブウォールはすでにアメリカ国内の複数の施設で稼働しているとされています。
大手クラブネットワークにも設置されており、今後数か月でさらに新しい設置場所が増える予定です。
ただし、今回確認した公式発表では、具体的な施設数や日本での導入については明らかにされていません。
初心者にとって面白い入口になりそう
ピックルボールを始めると、
「初心者向けの練習会でいいのかな?」
「3.0向けって自分も参加できる?」
「大会ではどのクラスを選べばいい?」
と迷うことがあります。
そんなときに、自分のレベルの目安となる数字がひとつあるだけでも、次の一歩を選びやすくなります。
もちろん、約5分の壁チェックだけで実力すべてがわかるわけではありません。
それでも、まだ試合経験が少ない人がDUPRを始めるきっかけを作れるというのは、初心者にとって面白い仕組みです。
これまで「練習する場所」だった壁が、自分のレベルを知るためにも使われる。
ピックルボールの壁打ちも、少しずつ進化していますね。
参考
PIQLZ公式
https://www.raqts.com/piqlz
